分電盤の漏電ブレーカーを確認する様子

電気代が急に高くなった、ブレーカーが頻繁に落ちるといった症状は、漏電のサインかもしれません。漏電は感電や火災など重大な事故につながる危険性があるため、早期発見と適切な対処が不可欠です。本記事では、名古屋市で電気工事を手掛ける株式会社虎輝が、漏電が疑われる5つのサインと具体的な対処法を解説します。

執筆者プロフィール

株式会社虎輝

愛知県名古屋市を拠点に電気工事全般を手掛ける電気工事会社です。第一種電気工事士の資格を持つ技術者が在籍し、一般住宅から店舗・オフィスまで幅広い施工実績があります。漏電調査や電気設備の保守点検など、電気トラブルの早期発見と安全な電気環境の維持に努めています。

漏電とは?放置すると危険な理由

漏電とは、電気配線や電気機器の絶縁不良により、本来流れるべき経路以外に電流が漏れ出す現象です。正常な状態では電気は電線内部のみを通りますが、配線の劣化や損傷、水濡れなどによって絶縁性能が低下すると、電気が外部へ流れ出してしまいます。

漏電を放置すると、以下のような深刻な危険があります。

感電事故

リスク:漏電している機器や配線に触れると感電する可能性があり、最悪の場合は死亡事故につながります。

火災発生

リスク:漏れた電流が木材などの可燃物を加熱し、発火する恐れがあります。消防庁のデータによると電気火災の原因の一つに漏電が挙げられています。

電気代の増加

リスク:漏電により無駄な電力消費が発生し、電気料金が通常より高額になります。

「参照:総務省消防庁」

漏電が疑われる5つのサイン

警告マーク

漏電は目に見えないため、以下のような兆候に注意することが早期発見の鍵となります。

サイン1:漏電ブレーカーが頻繁に落ちる

漏電ブレーカーは漏電を検知すると自動的に電気を遮断する安全装置です。特に電気機器を使用していないのにブレーカーが落ちる場合は、配線や機器のどこかで漏電が発生している可能性が高いです。

サイン2:電気代が急に高くなった

使用状況が変わっていないにもかかわらず、電気代が前月比で20%以上増加している場合は漏電を疑うべきです。漏れた電気は無駄に消費されるため、料金に反映されます。

サイン3:壁や床がピリピリする

壁や金属部分、水道の蛇口などに触れたときに微弱な電気を感じる場合、その近くで漏電が起きている可能性があります。特に湿度の高い場所では感電リスクが高まります。

サイン4:焦げ臭いにおいがする

コンセント周辺や分電盤付近から焦げたようなにおいがする場合、配線の過熱や漏電による発熱が考えられます。火災の前兆であるため、すぐに専門業者へ連絡してください。

サイン5:電気機器の動作が不安定

照明がチカチカする、家電製品の電源が勝手に落ちるといった症状は、配線の接触不良や漏電が原因の場合があります。

重要

上記のサインが1つでも当てはまる場合は、早急に専門の電気工事業者に調査を依頼することをおすすめします。自己判断での対処は感電や火災のリスクを高める恐れがあります。

漏電を発見したときの応急処置

漏電の疑いがある場合、専門業者が到着するまでの間に以下の応急処置を行ってください。

1. 漏電ブレーカーを切る
分電盤の漏電ブレーカーをOFF(下側)にして、漏電箇所への電気供給を遮断します。

2. 疑わしい電気機器のプラグを抜く
使用中の家電製品をすべてコンセントから抜き、どの機器が原因かを切り分けます。

3. 濡れた場所には近づかない
水回りで漏電の兆候がある場合、感電リスクが高いため近づかないでください。

4. すぐに専門業者へ連絡する
応急処置後は、電気工事士の資格を持つ専門業者に調査と修理を依頼します。

名古屋市で漏電調査を依頼する際の費用相場

名古屋市内で漏電調査を電気工事業者に依頼する際の一般的な費用相場は以下の通りです。

作業内容
費用相場
備考
基本調査費用
8,000円〜15,000円
出張費・診断費込み
絶縁抵抗測定
5,000円〜10,000円
専用測定器使用
配線修理(簡易)
10,000円〜30,000円
部分的な配線交換
配線修理(大規模)
50,000円〜200,000円
配線全体の交換が必要な場合

※価格は目安であり、建物の状況や作業範囲により変動します。

費用は建物の築年数や配線の状況、漏電箇所の特定難易度によって変わります。見積もりは複数の業者から取得し、作業内容と料金の内訳を確認することが重要です。

漏電を未然に防ぐ定期点検の重要性

コンセントを点検する作業着の男性

漏電事故を未然に防ぐには、定期的な電気設備の点検が不可欠です。

一般住宅の点検推奨頻度

電気設備の安全を保つため、以下の頻度での点検が推奨されます。

・築10年未満:3〜5年に1回
・築10〜20年:2〜3年に1回
・築20年以上:1〜2年に1回

特に梅雨時期や台風シーズン前後は、湿気による絶縁不良が発生しやすいため、点検のタイミングとして適しています。

定期点検で確認する主な項目

専門業者による点検では、以下の項目を確認します。

・分電盤の動作確認
・配線の絶縁抵抗測定
・コンセントやスイッチの劣化状況
・漏電ブレーカーの作動テスト
・アース線の接続状態

定期点検により、漏電の兆候を早期に発見し、大きな事故を防ぐことができます。

まとめ

漏電は感電や火災といった重大な事故につながる危険な現象です。ブレーカーが頻繁に落ちる、電気代が急増する、壁や床がピリピリする、焦げ臭いにおいがする、電気機器の動作が不安定といった5つのサインに気づいたら、すぐに専門業者へ調査を依頼してください。

名古屋市で漏電調査や電気設備の点検をお考えの方は、株式会社虎輝までお気軽にお問い合わせください。第一種電気工事士の資格を持つ技術者が、迅速かつ丁寧に対応いたします。定期点検による予防保全で、安全な電気環境を維持しましょう。


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